推しの子に登場する重曹ちゃんこと有馬かな。
有馬かなという本名から考えると、重曹ちゃんという名前の由来がなぜか分かりにくいものです。
そこで今回は、推しの子の主要キャラである重曹ちゃんの名前の由来やプロフィールを詳しくまとめてみました。
【推しの子】重曹ちゃんとは?由来と呼び方の意味
【推しの子】重曹ちゃんの由来と読み方
推しの子の重曹ちゃんの由来は、ルビーが「10秒で泣ける天才子役」という有馬かなのキャッチフレーズを言い間違えたことです。
読み方は、由来と同じ「じゅうそう」です。
そもそも推しの子の有馬かなは、天才子役として活躍していました。
特に泣く演技がすごいことが由来して、10秒で泣けると評価されていましたよ。
推しの子で子役として活躍していた有馬かなは、由来のようにすぐ泣けるので人気が高くとても生意気な子供でした。
子役時代にアクアと映画で共演した際、アクアとルビーに高圧的な態度をとります。
その際に、子供時代のルビーが10秒ちゃんと言いたかったところを、重曹といい間違えます。
ルビーも初対面の有馬かなに結構ひどい発言…
その後、このことが由来して推しの子で重曹ちゃんという名前は読者の間で有馬かなのあだ名として定着しました。
作中でも、複数回重曹ちゃんというあだ名で呼ばれているシーンが出てきますよ。
【推しの子】重曹ちゃん呼びに込められた意味は?
推しの子の有馬かなが重曹ちゃんと呼ばれる由来は作中で登場していますが、由来以外の詳しい意味は明かされていません。
そこでなぜなのか理由を考察していきたいと思います。
意味①重曹が有馬かなの未来を暗示している
なぜと思う伏線が多いことで知られる原作者の赤坂アカ先生。
重曹ちゃんという名前も、推しの子の物語に関係する伏線の可能性があります。
名前の由来になった重曹とは、体に優しい掃除素材です。
掃除やベーキングパウダーにも使われます。
推しの子に関係がありそうな重曹の特徴を以下にまとめてみました。
- 臭いを中和する
- 水に溶かすと弱アルカリ性になる
- 掃除に使えるがひどい汚れには不向きである
- 料理や医療、掃除と幅広く使われる
推しの子といえば単なるアイドル物語ではなく、母親を亡き者にした犯人を捜すドロドロした一面もあります。
重曹ちゃんこと有馬かなは、ミステリアスな雰囲気になった時に思い空気を中和する存在になると読み取れます。
水に溶かすと性質が変わるところは、女優からアイドルに変わった有馬かなを暗示している可能性もありそうです。
由来の重曹が万能に使えるところも、有馬かなの芸能人としての器用さを表していると考えました。
ただあまりにドロドロした展開になると、掃除(事件の犯人捜し)には使えない重曹が由来の有馬かなちゃんは蚊帳の外になるのではないかと思います。
もう一人のヒロインである黒川あかねの方が、有利になる可能性もありそうですね。
由来から考察すると、今後アクアを中心としたヒロイン争奪選からは離脱するかもしれませんね。
意味②インパクトを持たせるため
重曹ちゃんという名前を付けられた人気キャラクターは、過去にはいないと思います。
そのため、重曹ちゃんと検索すると「推しの子」か由来となった重曹のことしか出てきません。
メインヒロインにナトリウムの炭酸水素塩に由来する名前を付けるのは、過去に例のないことと感じますよね。
なぜ推しの子のメインヒロインに重曹ちゃんというあだ名をつけたのかもやもやして知りたいと思った方も多いはずです。
推しの子で登場人物にインパクトを持たせたかったという赤坂アカ先生の思惑があったのかもしれませんね。
重曹ちゃんというパワーワードを思いついた赤坂アカ先生がすごい
【推しの子】重曹ちゃん(本名有馬かな)のプロフィールと経歴
【推しの子】重曹ちゃん(本名有馬かな)のプロフィール
本名 | 有馬かな |
あだ名 | 重曹ちゃん、ロリ先輩、オワコン子役 |
年齢 | 17歳(65話時点) |
所属 | 苺プロ |
学校 | 陽東高校芸能科2年 |
嫌いなもの | ピーマン |
好きなもの | アクア |
有馬かなは、陽東高校芸能科2年です。
アクアやルビーとは、学校の先輩・後輩といった間柄です。
もともと子役として活躍していて、芸能界歴も長いキャラですよ。
以前はフリーで女優をしていましたが、アクアに誘われて苺プロに所属しB小町のセンターとして活躍しています。
アクアに対して恋している様子ですが、アクアが有馬かなをどう思っているのかはっきりとわかりません。
意味ありげな言動をとることもありますが、アクアは恋愛番組で共演した黒川あかねとビジネス恋人という関係です。
有馬かなからすると、なぜアクアが別の女性といい感じなのか理解に苦しむポイントだと思いますよ。
今後3人の関係がどうなるのかも、推しの子の見どころの一つと思います。
アクアは恋愛よりも推しである母親を亡き者にした犯人への復讐に忙しい感じ…
【推しの子】重曹ちゃん(本名有馬かな)の経歴
4歳以前 | 芸能界で活躍して10秒で泣ける天才子役として一世を風靡 |
4歳 | アクアと五反田監督の映画で共演 |
4歳から17歳まで | 徐々に仕事が減りオワコン扱いされる |
17歳 | アクアとルビーと高校で再会する ドラマ「今日あま」のヒロインを演じる アイドルに転身し、B小町センターポジションとなる |
母親の夢を背負い天才子役として活躍していた重曹ちゃんでしたが、なぜか少し天狗になっているところがありました。
そんな時に自分にはない演技をするアクアと共演し、本気で演劇を頑張ろうとします。
しかし、成長するとともになぜか有馬かなの仕事も減ってしまいます。
さらに仕事が減ったことを嘆いた母親が、事務所を無視して独自のルートで有馬かなの営業を開始します。
周囲は母親の言動に困惑、父親もほかの女性と関係を持つようになり、一家は離散してしまいました。
その後も細々と女優を続けていた有馬かなってすごい
高校でアクアと再会したことがきっかけで、ドラマ「今日あま」のヒロイン役も見事に演じます。
さらにアクアの勧めに応じて、アイドルに転身することになりました。
現在は重曹ちゃんがセンターで、ルビー、MEMちょとともに新生B小町として活躍していますよ。
まとめ
今回は、重曹ちゃんについてご紹介してきました。
- 名前の由来はルビーの言い間違え
- 由来と同じくじゅうそうと読む
- 由来となった重曹のような役割を担う可能性がある
- 有馬かなは元天才子役であだ名の由来になっている10秒で泣くことができた
- 4歳でアクアと出会った
有馬かなこと重曹ちゃんは、ユニークな由来のあだ名を持つキャラだと思います。
由来が言い間違えだったこともあり、印象に残っている方も多いと感じました。
今後重曹ちゃんが作中でどのような役割を担うのか、由来の重曹のようなポジションになるのかに注目したいものです。
有馬かなの活躍に期待して、推しの子を楽しみたいと思います。