ファンタスティック・ビーストシリーズの人気キャラクターのグリンデルバルド。
グリンデルバルドは、2作目まではジョニー・デップが担当していました。
しかし3作品目からは、なぜか代役が立てられています。
なぜグリンデルバルドは代役になったのか、代役の評価などを詳しくまとめてみました。
グリンデルバルドが代役になったのはなぜ?
グリンデルバルドがなぜ代役になったのかというと、理由は大きく2つあります。
なぜ代役か理由①ジョニー・デップが裁判に敗れたから
なぜグリンデルバルドが代役になったのかというと、グリンデルバルド役だったジョニー・デップが元妻であるアンバー・ハードに対して家庭内暴力を起こしていた疑惑に関する裁判に負けたからです。
ジョニー・デップは、2015年から2017年の間俳優のアンバー・ハードと結婚していました。
しかし、2015年11月にファンタスティック・ビーストの1作品目が公開される直前の5月になぜか離婚します。
この時アンバー・ハードは、ジョニー・デップから暴力を受けていたとなぜかこのタイミングで世間に告白しました。
この時も世間では大騒動でした。
しかし2人は2015年8月に示談し、問題は一旦解決しています。
ところがこの騒動の中、イギリスの大衆紙The Sunがジョニー・デップに対して「Wife Beater」という表現を使いました。
ジョニー・デップはこの報道に対して、2018年6月に名誉を傷つけられたと裁判を起こします。
なお2018年11月にファンタスティック・ビーストの2作品目が公開されていますよ。
この時は裁判中であったことに加えて原作者のJ・K・ローリングの信頼もあり、グリンデルバルド役は代役にはなぜかなりませんでした。
しかし2020年11月、裁判所はジョニー・デップがアンバー・ハードに手を上げていた事実を概ね認める判決を出しました。
ジョニー・デップ自身はまだ戦う姿勢を見せていましたが、裁判所がジョニー・デップがDVしていたと認めたことが代役を立てた大きな原因となりました。
なぜ代役か理由②配給会社がグリンデルバルド役の降板を求めたから
なぜなのかという理由の2つ目は、裁判に負けたことを受けてファンタスティック・ビーストを配給している米ワーナー・ブラザースは、グリンデルバルド役を降板するようにジョニー・デップに伝えたからです。
なぜ降板を求めたのかというと、ファンタスティック・ビーストは子供のファンも多く作品やキャラのイメージが損なわれることを懸念したからと考えられます。
ジョニー・デップも降板の申し出を承諾し、代役が立てられることになりました。
ジョニー・デップからするとなぜ降板しないといけないのかという思いもあったと想像できます。
しかし、裁判の結果が出た時はすでに1シーンを撮影済みだったそうです。
代役を立てられるぎりぎりの時期だったと考えられます。
普通では揉めそうに感じますが、金銭的な契約が事前に交わされていたことも早期交代に繋がったと考えられますよ。
評価が変わってもギャラを払うという契約が交わされていたそうで、グリンデルバルド役の1,000万ドルのギャラは予定通りジョニー・デップに支払われました。
作品の評価に対する思いや金銭的なこともあり、ジョニー・デップも代役を立てることを了承したと想像されます。
グリンデルバルドの代役に対する評価の声
グリンデルバルドの代役に対して世間ではなぜかや驚いたなど様々な声や評価がありました。
世間の声や評価
- なぜグリンデルバルドが代役なのかびっくりした
- グリンデルバルド代役のマッツ・ミケルセンが凄すぎた、他の人には無理だと思う
- 個人的にはグリンデルバルド代役はハマっていた、高く評価したい
- ジョニデはジョニデで評価していたけど、グリンデルバルドの代役は代役で良かった
概ね代役に対する評価は、高い印象でした。
なぜ代役になったのか知らない人は驚いた様子でしたが、事情を知っている人は代役は代役で良かったと評価している声が多かったです。
ジョニー・デップからの評価
ジョニー・デップ自身は、降板に対するコメントを自身のSNSで発表しています。
直接的な代役の評価に関するコメントは、ジョニー・デップからはありません。
ジョニー・デップの立場からすると、コメントや評価もしにくいと考えられますよ。
代役を務めたマッツ・ミケルセンは、ジョニー・デップ版の流れを受け継ぎつつグリンデルバルドの代役を務めたとコメントしています。
世間の評価は良かったので、代役のマッツ・ミケルセンの評価は高くなっています。
グリンデルバルドの代役は今後どうなる?
グリンデルバルドの代役が今度どうなるのか、公式から発表されていません。
予想では、評価の高い代役のマッツ・ミケルセンが継続して演じる可能性が高いです。
なぜか理由をご紹介していきます。
代役で続行の理由①ジョニー・デップのイメージが向上していない
ジョニー・デップのイメージは、今回の裁判で大きくダウンしています。
ファンタスティック・ビーストは世界の幅広い年代が見る映画なので、なるべく大きなイメージダウンは避けたいと考えられます。
その後の裁判では、アンバー・ハードを相手にしたバージニア州での名誉毀損裁判でジョニー・デップ側の主張が認められました。
そのためなぜグリンデルバルドの代役を立てたのかという所でご紹介したようなジョニー・デップがDVをしたという疑いは解決したといえます。
しかし裁判でプライベートが曝され、イメージがダウンしたことは事実です。
一度降板をお願いした俳優に配給会社が再びお願いするかどうかは、不透明だと思います。
再び起用しても降板のままでも、なぜという声が出そうで悩ましい問題です。
配給会社は、このまま代役を続ける場合もなぜか理由を説明する必要があると思います。
代役で続行の理由②代役のマッツ・ミケルセンの評価が高い
代役のマッツ・ミケルセンは評価が高く、すでにグリンデルバルド役で4作目と5作目の契約をしたと報道されています。
報道が事実であれば、グリンデルバルド役は代役のマッツ・ミケルセンが担当する可能性が高いと考えられますよ。
評価の高いマッツ・ミケルセンを交代すると、なぜ交代させたのかという声も出てくるかもしれません。
評価のいい人を変える事も不自然で、世間の評価を重視するなら代役が継続すると考えられます。
グリンデルバルドの代役のマッツ・ミケルセンは誰?
マッツ・ミケルセンとは、デンマーク・コペンハーゲンの評価の高い俳優です。
北欧の至宝と呼ばれるほど顔が整っていて、演技派としても知られています。
俳優をする前は、体操選手やダンサーの仕事をしていたそうです。
マッツ・ミケルセンの主な代表作をまとめてみました。
- ハンニバル…殺人鬼ハンニバル・レクターの青年時代
- ドクター・ストレンジ…主人公の敵であるカエシリウス
- 007/カジノ・ロワイヤル…悪役ル・シッフル
他にも数多くの作品に出演されています。
今回なぜグリンデルバルドの代役を演じることになったかというと、デヴィッド・イェーツ監督の希望だったようです。
また他にも代役候補はいたそうですが、世界的な情勢によりマッツ・ミケルセンのスケジュールが開いていたこともなぜ選ばれたのかという理由の一つですよ。
マッツ・ミケルセンの評価は今回の代役でさらに高くなると考えられます。
まとめ
今回は、なぜグリンデルバルドが代役になったのか、評価はどうかをご紹介してきました。
- なぜかというとグリンデルバルド役だったジョニー・デップの裁判が影響して代役になった
- 代役の評価は高い
- 今後代役が引き続いてグリンデルバルド役を行う可能性がある
- グリンデルバルド役は北欧で知られるマッツ・ミケルセン
なぜグリンデルバルドがジョニー・デップではないのか不思議に思った人も多かったと思いますが、ジョニー・デップのプライベートな事情で代役が立てられました。
代役のマッツ・ミケルセンに対する評価は高く、引き続き役を演じるかもしれません。今後の動向に注目です。