【流浪の月】ふみの病気の病名とは？文の秘密は映画原作でネタバレしてる？

流浪の月は、広瀬すずさんと松坂桃李さんが出演して話題になった小説を原作にした映画です。

映画の中で松坂桃李さんが演じた佐伯文(ふみ)の病名が、気になった方も多いと思います。

そこで今回は、ふみの病名・病気とは何かや文の秘密について分かりやすくまとめてみました。

ネタバレも含む内容ですので、映画や原作をまだ見ていない方はご注意ください。

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【流浪の月】ふみ(松坂桃李)の病気の病名とは？

ふみ(松坂桃李)の病名・病気とは何か、原作でも映画でも明かされていません。

流浪の月の映画を見て良かったとは思ったけど、結局佐伯文はなにかの病気だったんだろうか？更紗は従兄弟の性的虐待を受けたことによって性行為に対して嫌悪感があるような描写だったけど、文はよく分からなかった。単なるロリコンとは異なる気がする

引用元：Twitter

さらにネタバレです。

ふみ(松坂桃李)の「大人になれない」という発言はいったいどうなのかと考えたときに、ふみの病名や病気と関係している可能性が高いと感じました。

ネタバレを踏まえつつ、具体的な病名・病気とは何かについて考察していきます。

【流浪の月】ふみの病気の病名①思春期遅発症

　思春期遅発症の病気とは、二次性徴が見られない病気のことです。

思春期遅発症とは、男子では14歳頃、女子では13歳頃までに二次性徴が見られない病気のことです。

引用元：メディカルノート

思春期遅発症の病気とはどのような症状なのか、文と同じ男子の場合の症状例をご紹介していきます。

• 声変わりしない
• 髭が生えない
• 精巣の大きさが2.5cm以下のまま

思春期遅発症と判断された場合経過観察が中心ですが、背が低いやその他の病気の傾向が見られた場合にホルモン療法やその病気に適した治療が行われます。

ふみ(松坂桃李)はずっと子供のままという趣旨の発言をしているので、思春期遅発症がふみ(松坂桃李)の病名の可能性もあります。

【流浪の月】ふみの病気の病名②カルマン症候群

カルマン症候群の病気とは思春期の訪れが遅く、嗅覚の障害がみられる病気です。

カルマン症候群(Kallmann syndrome)は嗅覚性器症候群とも称され、性腺機能低下症と嗅覚欠損を伴う一つの疾患グループを言います

引用元：岡本内科こどもクリニック

14歳までに二次性徴が見られないうえ、無嗅症･低嗅症に悩む方も少なくありません。

治療は、性ホルモン補充療法を行うことが一般的です。

ただ個人的には、カルマン症候群はふみ(松坂桃李)の病名・病気とはいえないと考察しています。

映画のネタバレになりますが、ふみ(松坂桃李)はコーヒーの専門知識を持っていました。

もしふみ(松坂桃李)の病気の病名がカルマン症候群だった場合、文(松坂桃李)は香りや匂いがしないと考えられます。

コーヒーは味わいだけでなく、香りも大切な飲み物です。

匂いを感じない文(松坂桃李)が、コーヒーに詳しくなることは難しいと思いました。

【流浪の月】ふみの病気の病名③類宦官症

類宦官症の病気とは、声変わりをはじめとする男性の二次性徴が見られない病気です。

類宦官症は、通例みられる男性における二次性徴が発来しない状態です

引用元：メディカルノート

その他手足が長い、子供ができにくいといった症状に悩む方もいます。

病気の治療とは、不足しているホルモンを補充したり、病気があればその病気の根本治療をしたりすることです。

先天性の染色体疾患や幼いころの科学療法が原因の様子ですよ。

ネタバレですが、映画ではふみ(松坂桃李)が幼いころ科学療法を受けていたという描写はありませんでした。

また映画流浪の月で文役だった松坂桃李さんはスタイル抜群ですが、病名のように手足が不自然に長いという印象はありません。

【流浪の月】ふみの病気の病名④クラインフェルター症候群

　クラインフェルター症候群の病気とは、主に男性不妊の症状が出る病気です。

クラインフェルター症候群（KS）は、男性の性染色体にX染色体が一つ以上多いことで生じる疾患の総称である。性腺機能不全を主病態としている。

引用元：難病情報センター

クラインフェルター症候群の病気は思春期までは特に症状が現れず、結婚して子供ができないという悩みから発覚することが多いそうです。

治療はテストステロン補充療法が取られますが、根本的に不妊症が治る治療法はありません。

クラインフェルター症候群がふみ(松坂桃李)の病気の病名だった場合、ふみ(松坂桃李)は不妊に悩んでいた可能性があります。

ただし映画流浪の月に登場した文(松坂桃李)は特に結婚したような描写がなかったので、可能性は低そうです。

【流浪の月】ふみ(松坂桃李)の秘密とは？映画に出てない過去ネタバレ

映画流浪の月で描かれていた文(松坂桃李)の秘密とは、病気の病名のことだと考えられます。

ふみ(松坂桃李)は映画でも世間では、年下の女性好きであると思われていました。

しかし実際には病名はネタバレされることなく明かされていませんが、ふみ(松坂桃李)は大人になれない病気であることが分かっています。

二次性徴に関連する病気とは何か具体的に明かされていないので、映画の作中でも警察が病気には気が付いていない様子も見られました。

映画のふみ(松坂桃李)は自分の病気にコンプレックスを抱いていました。

• 同級生のように身体的に大人になれない
• 大人の女性と関係が持てない
• いつまでも見た目が若々しい
• 周りから取り残されている
• 自分は欠けている部分のあるダメな人間である

さらにネタバレになりますが、映画版の流浪の月で詳しく描かれていなかったふみ(松坂桃李)の過去とは、驚くようなものでした。

• 教育熱心な母親の元で育つ
• 母親からの期待で押しつぶされそうになっていた
• 性的な特徴ができる前の子供を見ると安心できた
• 更紗の自由奔放さに惹かれていた

流浪の月のふみ(松坂桃李)の病気の病名はネタバレされていませんが、二次性徴に関する病気の多くは早期に治療すれば症状が改善する可能性があります。

流浪の月のふみ(松坂桃李)が厳格な母親に病気であることを言えなかったことが、悲劇を生み出したと考えられますね。

【流浪の月】ふみの病気・病名に対するネットの声は？

流浪の月の登場人物であるふみ(松坂桃李)の病気・病名とは何かに対する声をまとめてみました。

文は自分が抱える身体の病気への葛藤があって、それを誤魔化す為に公園で小さい子供たちを見ていたはずだった。 その中で自分と似た境遇にいたのが更紗で、そこに慕情はなかった。 1番伝わるべきところが、原作読まないと誤解される気がしてしまう。 映画観た方はぜひ原作読んでほしい。

引用元：Twitter

映画版の流浪の月を視聴しただけでは、文の病名・病気とはについて理解できなかったのではないかという声がありました。

映画版流浪の月を見たけれど文の悩みや病気が理解しにくかった方は、原作を手に取ってみるといいですね。

最近観た映画の中で、役者さんの熱量が最も凄いと感じました。主人公の文の病気が何なのかが、医学知識がないと分からないので、調べて知識を補完する必要がありますね。そこが評価分かれるかも。自分的には今年1番かなと思います。

引用元：Twitter

文の病名・病気が分からなくても、松坂桃李さんの演技がすごかったという声がありました。

ふみの病名を後から調べても面白いという声もあったので、病気や病名の知識がなくても楽しめる映画作品だと思います。

流浪の月見てきたんだけど、松坂桃李が超ガリガリになっていたのはカルマン症候群の症状なのかな？役のために凄いな… 内容は思ったほど何か凄いって訳じゃなかったなぁ 自分が更紗なら暴露系ユーチューバーすると思う。でも文の病気は言えないかぁ

引用元：Twitter

映画で文を演じた松坂桃李さんが瘦せていたのは、ふみの病名と関係があるのではという声もありました。

映画ではふみの病名も踏まえて、松坂桃李さんの見た目にも注目ですね。

まとめ

今回は、ネタバレありでふみの病名や病気とは何かについてご紹介してきました。

• ふみの病名は明かされていない
• 二次性徴に関連する病気だと予想される
• 秘密とはふみの病名のことである可能性が高い
• ふみは教育熱心な母親に育てられた過去がある
• 映画だけでは病名や病気が分かりにくいという声が多い

流浪の月のふみの病名・病気とは身体的に男性らしさがでない二次性徴に関連するものだと考えられます。

ふみは教育熱心な母親に育てられた過去がありますが、そのことが病気を治せなかったことにつながっていると思いますよ。

病気とは何かはっきり描かないことで、本当にその病気に悩んでいる方に配慮している可能性もありそうです。

映画はもちろんのこと、原作小説版流浪の月を読んだ方がふみの病名・病気が分かりやすいので、あわせてチェックすることをおすすめします。